少子化問題 女性都議へのヤジ「産めないのか」で読む日本の実態！

少子化問題をなんとか解決したい今、都議会での女性都議へのヤジが問題になっている。

都議会で妊娠や出産、不妊などで悩む女性への支援を訴えた女性都議に対してある議員が「自分が早く結婚すればいい」とか「産めないのか」などとヤジを飛ばしたというのだ。

ヤジを受けた女性都議はこらえきれず涙を流しながら質問を続けたそうです。

ヤジというよりセクハラ、パワハラではないのか？この記事を読んでそう思ってしまいました。

議会というのは神聖なもののはずで、そんな場でこのような言葉を吐くということは、議員として失格ではないかと思ってしまいます。

現代の文明社会において、女性を人間として見ていない男がまだいるのか？女性を一人の人間として大切に思う心がなければ少子化問題は解決できるものではないと思います。

そもそもこういった意識が少子化問題を生み出した元凶ではないかと思います。

今、子供を産みたくても産めない女性がたくさんいます。

妊娠しても将来の不安で出産できない女性もたくさんいます。

不妊のために苦しむ女性もたくさんいます。

なぜこんな世の中になったのでしょう。

私達はすべての国民が幸せに暮らせる世の中を願って一生懸命努力してきたはずです。

しかし、その結果はどうでしょう。

少子化だけでなく、様々な問題が山積みで八方塞がりのような状態になってしまいました。

貧富の差は拡大する一方で、殆どの国民は生活もままならないような状態です。

いま、普通に暮らせている人はどれだけいるのでしょう。

大企業の社員や公務員以外は、昔のように「働けど働けど我が暮らし楽にならず」、そんな時代になっているのではないでしょうか。

たくさんの若者が将来安定した仕事に就けないために、家族も持てず子供を育てることも出来なくなっているのが現実です。

なんとか結婚しても共稼ぎでなんとか暮らしているのでは、安心して子供もつくることができません。

女性が妊娠、出産、子育てで苦しむような世の中は発展途上国以下と言ってもいいでしょう。

この国のあり方を決めるような議員がこれでは日本の未来は暗黒の世界になって行くのは避けられないのではと思ってしまいます。


とは言え、これは一方的な意見です。ヤジを飛ばしたとされる議員にもなにか言い分があるのかもしれません。

日本の未来の為にもお互いによく話し合う必要がありそうです。

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