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逆さ羊蹄 天の川 蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山の神秘! [環境問題]

逆さ羊蹄が神秘的で美しいと話題になっています。蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山に天の川がかかり夜の水田に写し出された逆さ羊蹄は、大自然の神秘を感じさせてくれます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140602-00000097-mai-soci





これぞ自然と人間が作り出したもう1つの調和とでも言うべきものかもしれませんね。普段の生活の中にある風景がこんなにも素敵なひとコマになるとは思ってみませんでした。都会にいると夜に空を眺めても天の川などは見えません。明るい星々だけ点々と見えるだけですね。人間が自然を愛せなくなったのは、こういった都会の生活に起因しているのかもしれません。


夜になっても証明は明るく周囲を照らしてくれます。それはとても便利なもので、もう当たり前のものとなっています。しかし、夜にこれだけの明るさを保つためには大変な量のエネルギーが必要ですね。原発が止まっている現在は、これらは火力発電や水力発電でまかなわれています。


昔は夜はこんなに明るいものではありませんでした。ではなぜ今こんなにも夜を明るくすることができるのでしょう。それは原発のおかげだったのです。原発は一度動かすと出力を簡単に調整することができません。昼に必要な電器とよるに必要な電器が変わってくるために、原発の電器は夜中に余ってしまいます。余った電器は使わないとダメなのでわざわざ電器を使うシステムを作り消費していました。深夜電力を安くしてでも使ってもらわないと困ってしまうからです。


しかし、原発が止まっている今は深夜電力を使われると困るんですね。火力発電が主流になりますので、その分膨大な燃料費がかかってしまいます。一度使ってしまうとシステムに組み込まれてしまうために、簡単に止めるわけにはいかなくなります。電気料金が上がるわけもここにありそうですね。


何十年もむかし、原発が少なかった頃、オイルショックなどというものがありました。あの時は夜に電器を使うことを制限されました。石油の異常な値上がりのためにそうしないと経済が危なかったのですね。今も石油は異常に値上がりしています。しかも原発が止まっています。オイルショックのあの時と何が変わるのでしょう。本当なら夜の電器の使用量を制限されなければならない状態なのですね。店舗の営業も早い時間で終えなければならないのです。


でもそれは出来ない相談なのでしょう。なぜなら夜に営業をすることで儲けている人たちがたくさんいるからです。その人たちが困るために出来ない相談なのですね。そういうシステムが出来上がっているために簡単に止めることが出来なくなっているのです。


だから原発は危険なことが分かっていても儲けを失いたくないために早急に再稼働させたいということなのでしょう。原発を止めるためにはそう言った社会のシステムを変えて行かなければ止めることなど無理なのです。脱原発のためには社会のありようを根本的に見つめ直し、自然の循環を壊さないシステムを構築し直す必要があるのではないでしょうか。すべての国民が変わることを呼びかけられていると思います。


私たちは自然の中で生かされている人間だと言うことの原点にもどって生き直さなければならない時が来ているのだと思います。神秘的な逆さ羊蹄の風景が失われることがない世界を作って行きたいものです。






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