原発の廃炉で出る低レベル廃棄物は49万立法メートル！？

日本全国の原発を廃炉にした場合に出る低レベル放射性廃棄物の総量は49万立方メートルになるということがわかった。

ここで言われる低レベル放射性廃棄物とは本体や建物で放射能のあるものだ。

放射能のレベルによって処分方法は異なる。

これらの中には地層深くに処分しなければならないレベルのものもある。

しかし、処分する場所がないのが現状だ。

これらを処分するだけでもどれだけのお金がかかるかわからないものだ。

ドイツあたりでは1基廃炉にするだけで数千億円とも言われている。

日本全国の原発を廃炉にした場合５６基だから×５６でいくらになるだろうか。

あまりにも恐ろしい金額だ。

ただでさえ日本は借金大国になっているのに、これは即破綻を意味するだろう。

日本政府が原発を廃炉にできない理由はこれなのだろう。

どうせ原発を廃炉にしても破綻するなら、再稼働して出来るだけ延命したほうが得策だと思っているのではないだろうか。

でもそれは最悪の自滅のシナリオになりかねないものだ。

とは言え廃炉にしたことで一番お金がかかるのは核燃料の処分だろう。

ウラン燃料を核分裂させた後に出るプルトニウムやその他の放射性物質は現代の科学では安全に処分するのは不可能なのだ。

計り知れない年月とお金がいる。

その間に犠牲になる人も計り知れない。

やがて人類は絶滅いしてしまうかもしれないくらい危険なものなのだ。

東日本大震災によって起きた史上最大の原発事故を経験している日本の選択はこれでいいのだろうか。

いまだに日本の原発は安全だ、放射能も危険なものではないという洗脳は日本人を縛り続けている。

先日も報道ステーションで話題になった福島の事案は現実のもの。

それでもごく一部しか見えていない氷山の一角だろう。

すべて分ったら恐ろしくて地球には住むことができなくなるくらいだ。

人類はやはり他の星を目指すしかないのだろうか・・・。

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タグ：原子力発電所 廃炉費用 原子炉 廃炉とは